春ヤマメ桜の花が咲く頃に

相模川水系の里山にも桜が咲きました。

テンカラのシーズンはいつですかと聞かれましたら「藤の花が咲く頃に」が最も一般的な答えです。

ですが最近の私にとっては「桜の花が咲く頃に」がしっくりきます。

桜が開花する頃になるとそれまでぴくりとも毛鉤に反応しなかったヤマメたちが活発に餌を追い始めるのです。

高尾の北浅川周辺は3月の解禁の時には咲き始めますがこちら上野原市の里山は4月入ってからが本咲きです。


山の高いところにはまだうっすらと雪が残っていますね。

雪が溶けて川に流れ込むと一気に水温が下がってしまい釣れなくなってしまいます。

再来週のリバートレックガイドの頃にはもう雪もなくなってコンディションもさらに良くなりそうですよ。

とても楽しみです。

あたたかい春の日差しの中で里山ヤマメとの知恵くらべ。

毛鉤をあれやこれやと。

流す場所もこちらかあちらかと。

そうやって自分なりの答えを出しながら釣り上げた時の喜びはなんとも言えないものがある。

皆そうやって魚釣りが好きになるのかと思います。

特に渓流釣りは登山にも似たスポーツ性や、そもそも山へ行くというローカルな旅の要素を含んでいるため単に釣りというカテゴリーでは括りきれない。

そして考え癖のある人はなおさらテンカラ釣りの深みに嵌ってしまう。

日本古来の伝統釣法『テンカラ釣り』

体側のパーマークとほんのり桜色に色付いた美しい姿。

渓流の女王といわれる山女魚。

初めて一人で釣りあげたのが88年か89年頃。

埼玉県皆野町の三沢の赤い橋の上の小さな堰堤の下。

ビクビクッと向こう合わせのようなあたりがきて夢中で引っこ抜いた8寸ほどの山女魚はとても重かったしその時の記憶はとても鮮明に残っている。

それから毎週のように父親のボロアトレー550で連れて行ってもらった。

なぜですか。

その頃からずっと渓流釣りが好きで飽きません。

毎回入渓の時やいいポイントを目の前にするとあの頃の気持ちにかえります。

自分で釣って現地食い。

はじめてテンカラで釣り上げた一尾は塩焼きにして食べてみるのも良い。

一生の思い出になるはず。

さすがに私は食べ慣れてしまっているので毎回食べたりはしないですし、もちろん乱獲には反対派です。

それと漁協によって捕獲のサイズ制限に違いがあるのでご注意ください。

そうそう、あのオシャレ男子の永遠のバイブル「POPEYE」にテンカラ釣りが紹介されたそうです。