雨の日のテンカラ釣り

前日の晩にいつも通り翌日の天気予報を確認しますと山梨県降水確率60%とのこと。

やっと先週くらいからヤマメが動き出したと思ったらもう雨です。

それほど強く降らなそうな感じなので雨の日のテンカラ釣りトレーニングにはちょうど良いかもしれません。

そう思いながらこの日も山梨の里山へ向かいました。


よく毛鉤釣りは雨の日は虫が飛ばなくなるから釣れないだなんてことが書かれたりしていますが、それでもテンカラ釣りが好きですからどうにかして釣りたいのです。

それに、家を出て現場に到着してから急に雨が降り出したなんて時にその日の釣りを諦めることなんてとても無理ですから。

毛鉤釣りを始めた頃はドライ毛鉤を使い魚が水面を割って毛鉤に飛びつく瞬間を目でみてダイレクトにアワセる釣りをします。

慣れないうちはこの釣り方が一番よく釣れると思います。

私も子供の頃にはじめて父から教わった釣り方はフライフィッシングの毛鉤を使用したドライテンカラでした。

魚が飛びついたら竿をたてて引っこ抜けば良いのです。

しかしこのドライテンカラ釣りは雨の日は釣れないという弱点があります。

まず雨の日にテンカラ釣りで魚を釣るには毛鉤を沈ませなくてはいけません。

毛鉤が沈んでいるということは魚が飛びつくのが見えづらくなります。

ほとんどのケースでは魚が毛鉤に食いついた姿は見えません。

毛鉤を投げている自分自身も毛鉤が見えていませんし無理に頑張って見ようともしません。

それではどこを見ているのか。

それはラインです。

ラインの微妙な動きを見ているのです。

魚が毛鉤を加えるとラインがピタっと止まったり、スーっと流れの中に引き込まれたり、流れる速度が遅くなったりとラインに微妙な変化が現れます。

この違和感を感じたらとにかくアワセます。

これで釣れます。

第六感をはたらかせるというのでしょうか。

この釣り方を覚えたての頃は子供ながらに名人芸を習得したかのような気持ちでした。

昔からのオールドスタイルテンカラ。

これを覚えれば雨の日でもテンカラ釣りができますので試してみてください。

それから雨の後は木々から虫が落ちたり増水によって底石が動いて川虫が流れたりと大量の餌が流れるので魚の捕食活動も活発になります。

このときは流れの落ち際の尻などで良く釣れたりします。